ポート・PICCセンター
「ポート・PICCセンター」の開設について
この度、外来手術体制を強化した「ポート・PICCセンター」を新設いたしました。
当院では年間250例以上のポート造設術、150例以上のPICC挿入を実施しており、その多くは地域のご施設様からご紹介を頂いております。
ポートやPICC等の各種カテーテルを挿入・留置することで、患者様と医療従事者様のQOLが向上し、安全・安心な治療が見込まれます。
従来の末梢点滴を実施されているご施設様で、患者様の血管痛や静脈炎等のトラブル、またルート確保が困難な患者様の対応などお悩みがございましたら、是非一度ご相談ください。

当院でのポート・PICC留置のメリット
安全性の高い留置術
経験豊富な医師と特定行為研修を修了した看護師による標準化された手技、術前評価・術後管理体制により、感染・合併症リスクを最小限に抑えています。
患者満足度の向上
穿刺時の苦痛軽減や生活の質(QOL)の改善につながり、治療継続を支援します。
外来手術による医療資源の有効活用
入院不要で手術可能なため、病床や人員を本来の診療に集中させることができます。
目的に応じたデバイス選択
化学療法・栄養管理・抗菌薬投与など、治療目的に応じた最適な留置方法をご提案いたします。
トラブル時の迅速対応
抜去・再留置・閉塞・感染などの際も、当院で責任を持って対応いたします。
紹介後の明確な連携体制
紹介元医療機関への経過報告を徹底し、治療方針を尊重した再紹介体制を整えています。
患者・家族への丁寧な説明
図解入り資料を用いた説明により、十分な理解と納得を得たうえで手術を行います。
教育支援への協力
看護師・薬剤師・技師向けの勉強会や資料提供を通じ、院内の安全管理・啓発活動にも貢献いたします。
外来での手術の流れ
1 紹介・予約
当院ホームページからダウンロードしたお申込み用紙、またはポート・PICCセンターを通じてご予約、外来手術枠を調整します。
2 来院・説明
ご来院頂き、主治医より手術内容の説明を行い、同意書に記載して頂きます。
3 手術
局所麻酔下で約30分程度の手術を実施します。
4 離院
術後診察で問題がないことを確認後、当日離院可能です。離院後より使用可能です。
5 経過報告
紹介元医療機関へ報告し、治療継続を支援します。
各種カテーテル挿入・交換をご希望のご施設様は、以下の詳細をご確認の上、申込書を印刷してご記入いただき、紹介状を添えてFAXにてお申込みください。またお電話でもお受けいたします。
CVポート皮下埋め込み型
中心静脈アクセスポート (申込書はこちら:Excel版・pdf版)
PICC末梢挿入型
中心静脈カテーテル(申込書はこちら:Excel版・pdf版)
CVC中心静脈カテーテル(申込書はこちら:Excel版・pdf版)
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。
問い合わせ窓口
田岡病院 ポート・PICCセンター
TEL:088-612-8727
FAX:088-612-8630
ポート・PICCセンターからのお知らせ
血管内留置カテーテルのご予約申込書の項目を一部変更しました。 (医療従事者様向け)
血管内留置カテーテル(CVポート、CVC、PICC)のご予約の際に、当院へFAXして頂く申込書兼チェックリストの項目を一部変更させて頂きました。既に各施設様でご利用頂いております申込書がございましたら、大変お手数ではございますが、上記申込書のボタンよりダウンロードして頂き、差し替えをお願い致します。(2025年6月5日)
介護老人保健施設グリーンTAOKAさんで「出張PICC研修会」を開催しました。
2025年2月17日、介護老人保健施設グリーンTAOKAさんで「出張PICC研修会」を開催しました。
看護師や介護スタッフ等、たくさんの方に参加して頂き、有意義な研修ができました。
詳しくは、こちらをご参照ください。

「出張PICC研修会」のお知らせ(医療従事者様向け)
近年、血管確保で選択される事が多くなってきたPICCについて、特定行為看護師が貴施設に出向いて研修会 を開催させていただきます。
この機会にPICCについて 一緒に学びませんか!
お問合せやお申込みは、当院の患者支援センター(088-612-8727)までお気軽にお電話ください。
詳しくは、こちらをご参照ください。
2024年5月31日(金)に「PICC研修会」を開催いたしました。
ご参加頂きました医療施設の皆さま方、ありがとうございました。
当日のアンケート結果やQ&Aについては、こちらをご参照ください。
BRTO(胃静脈瘤に対するバルーン閉塞下逆行性経静脈塞栓術)について
- 詳しくはこちらをご覧下さい!
