検査科
臨床検査は、病気の発見・診断・治療方針の決定および治療効果の判定に必要不可欠です。
臨床検査には患者様の体液(血液・尿・髄液・腹水など)を化学的あるいは形態学的に調べる検体検査と医療機器を使用して患者様自身の生体から情報を取り出す、生理機能検査があります。これには、心電図・脳波・呼吸機能検査及び超音波検査などがあります。
当院では、国家資格である臨床検査技師の免許取得者9名で、正確な測定結果を迅速に診療に役立てるよう努力しています。また、夜間は当直体制にて24時間対応で検査を行っています。
業務内容
採血業務
医師の指示のもと、必要最低限の採血を行っています。患者様の不安を少しでも和らげるよう、丁寧な対応を心がけています。
検査業務
検体検査
採血から診察の始まるまで(約40分以内)に報告できるようにしています。
一般検査
尿、糞便、穿刺液などの検査をおこないます。
血液検査
細胞成分(赤血球、白血球、血小板)の数や出血傾向の検査をしています。
生化学検査(臨床化学検査)
血清などを化学的に分析します。肝機能検査、腎機能検査、脂質検査、糖質検査などです。
免疫血清検査
肝炎やリウマチなどの診断や、血清中の抗体などを調べる検査です。
細菌検査
感染症がどんな微生物によって起こるか、さらに治療に有効な抗生物質を決定するための検査です。
輸血検査
血液型検査や輸血用血液が輸血可能か否かなどを調べる検査です。
- 検査結果説明はここをクリックすると、印刷できます。
生理機能検査
循環機能検査
心電図記録して心臓の機能評価を行う一連の検査です。
呼吸機能検査
肺活量や最大換気量などを記録して肺機能評価を行う一連の検査です。
脳神経筋機能検査
脳波や筋電図などの生体情報を記録して中枢・末梢神経や筋肉の機能評価を行う一連の検査です。
超音波検査
ヒトの耳には聞こえない超音波を利用して、肝臓や腎臓・心臓・その他臓器を視覚的に観察する検査です。