本プログラムは、徳島県徳島市中心部に位置するTAOKAこころの医療センターが基幹病院となり、「地域にひらかれた精神科病院で、患者様の期待に応え、社会に貢献できるような実践的な精神科専門医の育成」を目的としています。
TAOKAこころの医療センターは、開設から半世紀以上が経過し、スーパー救急病棟、認知症治療病棟、精神療養病棟、精神一般病棟など合わせて322床の病床があり、徳島県東部医療圏の精神科医療を担っています。常時、精神科救急に対応する体制を整えており、令和5年1月には精神科救急分野に対する公益性が認められ、社会医療法人に認定されています。
思春期外来や子どもの発達外来も開設しており、小児・思春期の専門的な精神科医療も経験することができます。
連携施設としては、地方・都市部の各地域において精神科医療の中核的な役割を担っている医療機関として、徳島大学病院精神科神経科、徳島県立中央病院精神神経科、東京都立松沢病院が参画しています。
主要な精神疾患の患者に対する診断と治療計画、精神療法、薬物療法の基本を学び、救急急性期から慢性期、社会復帰に至る過程を経験し、多彩な症例、入院形態についての理解を深めることができます。